由比ヶ浜 釣りポイント、撮影スポット
由比ヶ浜 釣りポイント、撮影スポット
由比ヶ浜とは
古都、鎌倉のメインストリートを歩いて行くと、海岸にたどり着きます。ここが由比ヶ浜海岸です。夏は由比ガ浜海水浴場(ゆいがはま)です。
古都に隣接する砂浜だけあって、夏以外は、非常に落ち着いた観光の人達が集まっています。観光地、鎌倉に訪れる人は若い人から大人まで幅広く、また、海外からの観光の人も居ます。
そのため、この海岸は湘南の他の海岸と違い、ゆったりとした時間が流れていて、たそがれている人が多いです。
それも、夏と夏以外では全く、景色が一変します。海水浴場になっていることもあり、海の家がたくさん連なり、若い人が大勢集まってきます。そこは、古都鎌倉の雰囲気とは別物になっています。
夏の海水浴シーズンには、古都鎌倉と同じような感覚で海岸まで来ると、びっくりすることになるでしょう。
由比ヶ浜海岸の様子
混沌?カオス?人混み?
いやいや、人気がある海岸です。夏以外でもおよいでいる人はたくさん居ます。波乗りを楽しむ人々もたくさん居ます。
そういう普通の湘南地域の普通の海岸です。
一時期問題になった海水浴シーズンの混雑は、近くの他の場所での規制強化によるもので、店や客が移動してきたという感じのようです。ここの地域一帯が同じ規制を取るようになると、自然と静かになっていくことでしょう。しかし、賑がないというのも寂しい、経済的にお金が動かない、観光地などはお金が動くことが最大の目的であるわけですから、そういう海水浴という日本の風物詩を眺めることも観光資産の1つなのかもしれません。
海水浴(KAISUIYOKU)、水浴び、といい、、
と、ツーガイドが説明している姿が目に浮かびます。
たしかに、西洋のそれとは少し異なるようです。
人は目的があるから来る、それだけです。それ以外になければ誰も来ませんし、湘南がなくなってしまいます。地名だけが残ってもなんだか寂しいです。
ここの一番の醍醐味は都心から近いということが全てです。住宅街から近いので人が一番多く集まるのです。
毎年夏になると、東京ドーム何杯分もの人が集まってきて、たむろって、過ごしています。
自動車を使うと、都内に住んでいる人はここまで来るのも、日帰りではやっとの距離です。しかも、この付近で超渋滞になりますので、もはや、一日かけてやってこれるところはここくらいなのです。仕事のために都心に住む、オフィスが東京都に集中するとここが最大のオアシスになるわけです。

由比ヶ浜の入り口にはトイレがあります。

材木座海岸と区切るように滑川が流れています。
小さい川です。

トイレは幾つもあるのですが、ここが中心的な存在のようです。

砂は綺麗です。持ち込みかもしれません。

護岸工事が行われていました。

川は濁っていますが、工事中だからだと思います。

海藻がたくさん生えています。
浅瀬で栄養がある川なのでたくさん生育するのでしょう。
海藻なのか、水草なのかわかりません。
逆流しなければ淡水で、逆流していれば海藻です。

とにかく、眩しい海岸です。

砂浜から岸川を見ると、道路までに1段下がっています。

海岸沿いはこの道だけしかありません。
そもそもそれが間違いの元なのですが。。。

実に静かな川です。

小川です。

河口?です。
石が人工的に配置され親水広場になっています。

広い海岸です。
中程から東側を望んだところです。

海は綺麗です。
いまいちという評判もあるようですが、この辺りは逗子、葉山などとともに水はとても綺麗な透明な水です。
片瀬江ノ島海水浴場の下地が泥が積もっていて濁っているからなのかもしれません。

波は小さいです。



かなり広大な海岸だと言えます。

照り返しがかなり強いので日焼けしそうです。

海藻は非常に多く、海岸は漂流物だらけです。
足をけがしないように気をつけてください。
流木などの自然のものでも怪我をします。


どこまでも続いているようです。

何箇所かの降り口とトイレがあります。

いい風景です。

東西に広がるため、夕方は西日がきついです。

きれいな砂です。

水に濡れると、これほど綺麗になります。


光沢があって、つやつやしています。


寝転がるとこういう風景が見られます。

海藻の1つです。

メカブでしょうか。

これもよく見る海藻です。

これはコウイカの仲間の背骨です。
サーフボードではありません。
アオリイカ、スミイカなどでしょうか。


工事用の車両の轍でしょうか。
車は入れません。

こんな流木も綺麗なものです。

ところどころにいくつも小川が流れ込んでいます。

非常に小さい川がたくさんあります。
鎌倉が山であることがわかります。

水は綺麗な水です。

色鮮やかな海藻が多いです。


しかし、それにしても海藻が多いです。


これは美味しそうな色です。


ゴミのようですが、海藻などです。

この辺りまで来ると、ほとんど砂が隠れてしまっています。



由比ヶ浜も終わりまで来ました。
海岸線をサイクリングやジョギングでめぐる
実際にここの由比ヶ浜のすぐ横の海岸沿いの歩道を夏の海水浴シーズンでない時にサイクリングしてみると、一応、走ることはできました。
それは混雑していて、人が多すぎてあまりに人が多い歩道は人が優先されるのでどうしても、難しくなってしまいます。もちろん、それでも、海岸へ出入りする入り口がある場所では常に人がひっきりなしに出入りするのでノンストップで通り過ぎるのは無理そうです。そもそも、車の道路でさえ横切って横断する歩行者が多いくらいです。
夏は、もちろん、無理で、無事に通り抜けられればラッキーですね。誰かにあたって問題になって、あれやこれやトラブルになったら最悪です。
夏はさておき、それ以外では、由比ヶ浜の周りだけでは非常に短すぎるのでサイクリングを楽しむということは距離的に難しいので、他の場所まで足を伸ばしてここを通るという感じでサイクリングルートを組む必要があります。
車道を走ることを考えれば、海沿いだけでなく、三浦半島の方まで行ったりすることもできます。
それはもちろん、慣れている人であって、普段から道路を走ったりしていない人はあまり無理をしないほうがいいです。三浦半島は山になっていて、海に降りたら半島の真ん中の道路に戻るにはかなりの坂を登ることになります。これを考えると海岸沿いに半島を回るのがいいのかもしれません。
実際に道路があればいいですが、大きい道路は半島の真ん中に通っていて、そこから各海岸へ降りていく道が枝のように伸びているという感じです。
逆に三浦半島ではなく、江ノ島、鵠沼、平塚などへ向かって走って行くととなると、歩道だと、海岸の入り口が人の飛び出しが多く大変そうです。車道は路駐と駐車場へ入ってくる車が多そうですが、道としてはあるとは思います。
そのまま進んでいくと、西へ向かって走れそうですが、どうしても、車道を走らないと効率が悪そうです。歩道では出入口のたびに段差と海岸へ出入りする人を気にしなければなりません。
それにしても、自転車はブームです。かなり安い値段になっていることからも、ブームの度合いが分かります。
昔はママチャリが3万超えとかしていたりしました。バブル景気の頃でしょうか。4万円近い値段で、高級なママチャリを買ったことがあります。チェーンでなくベルトで油をささなくていいとか、軽くていいなどと言われていましたが、ほとんど、何も考えずに説明を受けずに、黙って買っていました。バブルの頃は高いほうがよく売れるという不思議な時代でした。
内容よりも値段で判断です。高ければいいものだろう、悪い思いはしないだろうと。
その後、1万円のママチャリが売られて、7000円のママチャリが売られるようになり、ほぼ、一定期間乗って使い捨てるという使い方が定着しました。
高いママチャリを買った時も通学で、そういうタイミングで買うことが多いと思います。
子供の通学なんて、駅までの通学で10分程度で、自転車が可能なのは、中学校や高校のように3年程度を区切りに
環境が変われば乗らなくなります。
大学に入ったら乗らなくなりました。なんか、面倒だ、駅前の自転車置き場が無くなった。酒が飲めない。などなど。
通常では自転車に乗れるのは子供が習い事に通う時か、高校生のときくらいじゃないでしょうか。
実は子供の時が一番自転車に乗っていたりします。その後はほとんど乗ることがないことが多いです。それにしても、子供用チャリといえども、高いものです。
子供だけに安全性を考えて、さらには子供はやたらと機能がついていて、スポーティーでかっこいいものを好みます。そういうものだと、親も最安値の無名の自転車は変えないようで、ブランド物を買ってしまうようです。
ですので、周りでもほとんど、少年少女たちが乗っている自転車の方がおとなの乗っている自転車よりもずっと高かったりします。これを見ると、自分が安い自転車にのってサイクリングしているときなどは、かなり恥ずかしい気分になりますが、実はそれは間違いではないんだなとも思います。
おとなになったら、安い自転車でも楽しく乗れる、これがメリットであると考えればいいわけです。
何も高い自転車に乗ればいいわけではなく、今、高いブランドというチャリでも、しばらくして、安くなれば、みな安物だから嫌だというわけです。しまいに恥ずかしくて乗れなくなってしまいます。
でも、考えてみれば分かるのですが、
最安の外食といえば、牛丼の並!これを選ぶときにみなそんな卑屈になっているでしょうか?中高生が学校帰りにおやつがわりに食べているハンバーガーよりも安い食費が、大人のお昼ごはん。親が牛丼並で子供のおやつにその倍近い値段を使う。これでも、みな卑屈にはならずに、大変ありがたい、ラッキー、よくぞこの値段で出してくれた!と喜んで食べています。
それでも、やはり、コストダウンの限界に達して、従業員の労働環境が厳しくなりすぎて、もちろん、安くするには一人が長く働く、24時間働く、そして、少し休んで、また24時間働く、それでも経営がきつくて、深夜などのそれほど人が入らない時は店を一人で切り盛りすることがあります。それだけしているので、消費者はありがたく食べれるわけですが、そこで働く従業員もおなじ消費者であり、誰かがそこで働くわけですから、実に働く側のことを考えると、とても、うまい速い安いというビジネスモデルは、変わっていくようです。
そんなこともあって、若干、値上がりもありましたが、労働条件を自由に決められる地域があったりしたら、またそれもくつがえされ、さらに値下がっていく可能性もあります。昔に、高級だった牛肉を載せた、いわゆるごちそうであったすき焼きのようのものをご飯の上に載せたものが手軽に食べれるというところから始まった牛丼です。ワンコイン(500円)以下で食べれたことが本当に感動だったのです。
それがいまにハンバーガーと同じくらいに手軽になるといわれていき、さらには、ハンバーガーよりも安くなりました。
そのうちに本当に1コイン(100円)以下になるんじゃないかとも思いますが、それはある意味、感動的な客寄せとして海外の人たちに観光の目玉としてもいいかもしれないので、また、別の意味があるかもしれません。
さて、鎌倉には観光客が多く来ます。海外からの観光客が多いのは当然予想されます。
海外の人ならやはりサイクリングというものは非常にスポーティーでアクティブでみな親しんでいる非常に人気のスポーツです。これから、鎌倉が観光都市として、もちろん、海外のお客さんですが、そのような人たちがサイクリングで鎌倉、三浦、湘南を楽しみたいと思うのは、多くの需要があると思います。
そういったことを整備していくと、じきに鎌倉がサイクリングのターミナルのような場所になることがあるかもしれません。
そういう夢を見ている前に、高い自転車を買って快適に乗れるのと、安い自転車を自分で少しのお金と手間をかけて快適に乗れるようにするのとでは、どっちがいいか?
高い自転車に乗れるならそれがいい??
と、思いがちですが、1つ勘違いがあり、自転車は消耗品です。
中心のフレームがあればなんとかなるといいますが、それ以外は全部、消耗することは確実です。何もしないで屋外に置いておいても、壊れていきます。錆びるからです。また、フレーム以外の部品を全部替えると、もとの1台分よりも高くなってしまうことが多くあります。
つまり、買った瞬間から100万の自転車でも2万の自転車でも劣化していき、乗れる期間は限られています。もちろん、保管環境をよくすれば風雨による劣化はほとんど防げますが。その間に何回乗れるのでしょうか?
すると、1回のサイクリングあたり、いくらのお金がかかっているか?分かるわけです。
これを考えると、いかに入れ込んでパーツを買い求めても、ある程度以上は、金銭的には消費が膨大になるだけです。
だからこそ、レンタルサイクルが有意義であり、もっと安くてもいいと思うのですが、これが、自転車が売っても儲からない、修理も工賃が高いと言われる、そういう時の切り札じゃないかと思います。
そのうちに、自転車はリース、レンタルが主流になるかもしれません。実際、子供、学生、通勤などは、管理されて一定期間乗れればいいわけで、こういう方がいいはずです。
話はそれましたが、コストとして考えると、出来る限り安くて快適にできたほうがいいわけです。
となると、安い自転車を快適に乗れるようにメンテ、改造、カスタマイズができる人は大変、お得なわけです。
その1台が乗れる期間は高級自転車も安い自転車も全く同じです。というか、値段には関係ありません。
そして、全ての部品が消耗品として、かかっていくわけですが、高い自転車ほど消耗品も高いわけです。さらには工賃も高いのです。ここまでくると、もはや、考えるまでもありません。
メンテ、カスタマイズが出来る人は、その後、何台でもいつでもどこでも、常に少ないお金で快適な自転車サイクリングができるわけです。これは資産であり、スキルであり、誇れるものであるはずです。
よく、サイクリング中にパンクしたらどうする?という話がありますが、パンク修理する道具を携帯していて、自分で直して帰る。近くで自転車屋を探して頼む。もちろん、歩いて押して帰れない距離の時ですが、。
というのがありますが、道具を携帯するのは面倒だ、飛び込みの自転車屋で修理をやってくれるか?とくに当日対応が無理な場合もあるでしょう。また、山の中などは、店はありません。
一番、うまいなと思ったのは、手ぶらでサイクリングにいって、パンクしたりトラブったら、最寄り駅に行く。すると、必ず駐輪場があって、一日券を買うとだれでも停められますので、そこに停めておき、家に修理道具を取りに帰って、また、戻ってきて修理するということでした。
たしかにいつ壊れるか分からないですし、しないかもしれません。また、河原ならいいですが、町中でパンク修理なんてできません。
まあ、どうするんでしょうか?駐輪場でも、1,2日以内にまたこれればいいですが、時間的に無理という場合は、最寄りの自転車屋さんに持ち込んで預けておいて修理してもらうのがいいでしょう。それで後日、電車で取りに行って、乗って帰る。
町中であればまず、これで困ることは無いんじゃないでしょうか?
自分でできるからといって、必ずしも自分で修理することが一番でもないこともあるようです。もちろん、パンクくらいなら、直すか、換えのチューブと空気入れを携帯するのはさしたることでもありませんので、結構持ってサイクリングしているようです。
でも、まだ一度もトラブったこと無くて、 自分で直したことがない場合は、携帯していてもあまり意味がないかもしれません。
そういえば、レンタルサイクルの場合には、トラブったら電話してくれれば、修理しに行きますよっていうサービスがあるところもあります。これは最高のサービスですね。
鎌倉から歩いて由比ヶ浜海岸へ
鎌倉といえば観光です。古都鎌倉の観光というと、何か心踊るものがあります。
小町通でおいしいものを食べながら、カフェで一息、隠れた名店のようなおいしい食事を頂く、こういったことを考えると、ほとんど食べ物なのですが、 古都の大通りだけあって、食べ物屋さんが多いようです。
おそらく、どういうときでも食べ物だけは食べたくなる。食欲は消えることはありません。また、持ち帰りのお土産になるものが多く、大変、好評です。
あらゆる食べ物、お菓子のお店があるのではないでしょうか。一度、食べてみたいですが、何度通っても全部食べきれません。確かに、行くたびに違う場所で 食事をすることが可能です。お土産のようなお菓子、食べ物も違う場所で買えるので、何度行っても、違うおみやげを買って帰ることができます。
また、観光、ほんとうの見学ですが、山の方に行くと、鶴岡八幡宮を始め、様々な、神社、寺院などがあります。山の中にできた街であるため、登山ができるコースもあります。
海岸の方へ行くと、江ノ電沿いにひっそりと、見どころのある寺院があったりします。花が見どころになっているお寺もあります。
こういうのは珍しいことです。とくに、お寺に興味が無い人たちがたくさん花を見に集まってくるのです。そして、抹茶とあんみつを食べるというコースが待っています。
ひたすら、散歩して食べて、また、散歩して食べて、究極的には人力車に乗って歩かずに過ごすというものもありますが、それはアトラクションのようなもので、移動の手段という 感じではありません。昔は移動のためだけだったのですが、今では観光をしながら回ってくれるという感じです。
また、公共の施設、役所なども集まっていて一緒にあります。これは住民が居て生活しているということで、また、神奈川県内から人が多くやってくるような 役所があったりします。都市機能も集まっています。それは古都ですから、昔は都会だったわけです。ここが新宿の大通りのような存在だった時代もあったわけです。

おなじみの小町通です。
鎌倉駅前です。

鎌倉といえば鳥居、とにかく、大通りと鳥居の中を車が通る。

駅前の交差点です。



鎌倉駅から由比ヶ浜まで歩いて行くと、綺麗な歩道をあるくことができます。

観光地というより、普通の商店街も広がっています。

この辺りから、独特の雰囲気になってきます。


歩道には大木があります。

石の巨大な鳥居です。

松の樹も巨大です。


これは若い松です。
街路樹としてうえられています。
さすが鎌倉という感じです。

ここが有名な由比ヶ浜前の交差点です。
この海岸沿いの道路が混むことで誰もが知っている道路です。

歩道の横の花壇には砂があふれています。

松は頑丈です。

川の河口までつきました。


石碑がたくさんあります。


「なめりがわ」と読みます。
全長5.6kmですが、鎌倉の山間部から湧き出してできている川です。

濁っていますが、工事のためです。


ようやく、由比ヶ浜の海岸に到着です。
由比ヶ浜から稲村ヶ崎へ続く道
鎌倉時代の終焉となった、新田義貞による、元弘の乱、鎌倉の戦いでは、稲村ヶ崎から兵を入らせて進行してきたそうです。そう考えると、平和に 暮らしている今でも思い出すだけでゾッとするような事が起きたのだと考えると怖いものです。
そういうことを考えると、なんで稲村ヶ崎が岩山を削って2つに分断したような形になって間に道路が走っているのだろうか?ということに気が付きます。
古都鎌倉は自然の地形を活かした要塞のようなものだったわけです。周りが山で囲まれているために、入り口は山を切り崩した細い通路しかありません。 そうなると、そこを門でしっかりと閉めておけば安心なわけです。
しかも、岩山だと硬すぎて掘れない、土の山だと、切通のように削ると山が崩れてしまう、、そういうちょうどよい硬さの砂でできた岩の山で囲まれた 鎌倉という場所が最適だったのでしょう。防衛という意味での強い幕府だったのかもしれません。
それにしても、ちょうどよい硬さの地質でできた山に囲まれたというのは何とも偶然というか、よく作ったものです。今で言えば、コンクリートの城壁を 張り巡らせた街といえるわけです。これだけの広さを囲む城壁は作れなかったと思います。
今では、防波堤のようにいくらでも何百キロでもコンクリの壁を作ることが出来ます。そういうことが無かった時代に安全を守るものはこの山しかなかったという ことも感慨深いものです。この街の中にみんな住みたがるわけです。そして、住めなかった場合はとても不安な気持ちで生活していったのだと思います。
国会議事堂や省庁があるあのあたり一帯を全部、数十メートルの塀で囲むとかんがえると凄いことです。
さて、今では遊歩道、サイクリング、ジョギングコースとして整備されていてとても快適な海岸沿いの遊歩道だと思います。この辺りで一番綺麗に整備されている場所かもしれません。
それくらいきれいなのですが、場所が都会から近いために非常に距離としては短いものです。ここでサイクリングを目的にして出かけても、砂浜の海岸がある部分では、いたるところから人が 出てきますし、道路を走ると車が渋滞していて、路肩は狭いですし、バイクなどが通ります。また、バックミラーなどが飛び出していてぶつかりそうになるので、 一度停車しないといけなくなったりします。
バイクと違い、自転車は、ストップアンドゴーが苦手です。走り続けている分には平気なのですが、とまるたびにバランスを崩す心配があり、常に 車にひかれるんじゃないかという不安がつきまといます。
原チャリならば、こういうのは大変得意です。止まっても全くバランスが崩れないように直立姿勢で運転します。スピードは出しにくいですが、 こういうところでは、原チャリの方がいいと思います。

ここは低いので気をつけましょう。

綺麗な歩道が整備されています。

遊歩道の脇には芝生の広場があります。

このようにサイクリングをするには最高ですが、短い距離ですので、ランニングがいいのではないでしょうか?

由比ヶ浜を見たところです。


このように寄りかかると気持ちよさそうな塀になっています。



稲村ヶ崎が見えてきました。

これが稲村ヶ崎です。

ここも真っ直ぐな道が続いています。

道路を挟んで山側です。
これを見ると、稲村ヶ崎がどういう地質なのかがわかります。また、このあたり一帯の地形もこういうものでできているのだとわかります。
急斜面が多いわけです。

かなり崩れています。もろくて侵食されやすい石です。


この辺りは波が強いのでしょう。
鎌倉の歴史文化的価値で世界遺産?
リストから外れたりして再見直しなどで、各方面から協力して取り組みを行って認定を狙っていました。
歴史的には非常に貴重な文化財がたくさんあります。
こういうものだけでなんでも世界遺産に認定できるのか?世界遺産となれば嫌がおうにも観光都市として、世界に通用するレベルにならなければなりません。
みなが同じガイドブックで観光するのもどうかとおもうのですが、やはり、世界旅行では治安が一番大事で、安全に帰ってこれなかったらなんの意味もありません。
そのため、レアな光景を優先するよりも安全な旅でそこそこの観光ができるのがベストだと思います。
そういう意味で、世界遺産と観光ガイドは大事なものです。
どういう理由でリストから外れたかはわかりません。
でも、世界遺産になっていない時でも海外からの観光客が沢山います。
また、関東で歴史的な街と言ったら、鎌倉というくらいに有名です。それくらいなので、やはり、ここはまず、綺麗にして観光地としての価値を高めるべきだと思います。
鎌倉に行くと、もちろん、電車で行きますが、まず気になるのが、路地裏なのにやたらと飛ばしてくる車やバイクです。危なくて、観光なんていう気分になれません。もちろん、そこに人が住んでいるのだから、当たり前ですが、住んでいる人もやけくそ気味になっている感があります。
絶え間ない渋滞、観光客のしゃべり声、お金を払ってもいいくらいだと思います。
そういうこともあり、地元の車はOKだと思います。でも、ナンバーだけでいうと、大変多くのナンバーが登録されています。近くの地域にも大量の住宅地が多く密集する神奈川県ですので、無理もありません。
そもそも、神奈川という人がたくさん住んでいる場所で、観光に専念できるというのも無理な話です。
なによりも、住民の生活を一番に、そして、観光地としての価値を高めることが大事なのではないでしょうか?
そもそも、そこに住んでいる人は世界遺産がどうこうという以前から住んでいる人が大勢いるわけですから、困ったものです。全員が観光業に従事しているわけでもありません。
ところで、外部からの自動車の乗り入れを規制すると移動手段で観光で儲かるか?というと、実にそれほど広くありませんし、江ノ電も通っていて、全く困りません。人力車があるくらいですが、道幅を考えると一部の通行に限られてしまいます。
自転車などを使って移動するというのも移動力過多で、そんな移動するほど距離はありません。ということで歩いて行けてしまう程の範囲が古都鎌倉です。
若干離れたところは江ノ電などで行けます。
これを世界遺産として一体どうなるのか?
その後の環境客の対応などができるのか?もっと、国家、公共が力を入れたほうがいいんじゃないのか?と思います。
仏閣などはもっと、観光に力を入れて、観光のために変化してもいいかもしれません。もちろん、伝統的な信仰を壊してはいけませんが、少なくとも、感覚的にはもっと土地が欲しい!
という感覚を受けます。路地裏の道の広さでもそうですが、歩道でも、区域全体を人が自由に安心して歩けるような広さです。
今は、夏場を頂点として海岸線の道路などは、飽和状態を超えています。
どう考えても土地がありません。主要な道路さえ、拡張できないくらいなのです。
そうです。鎌倉にはたくさんのものが集まっています。
古都、観光、歴史的文化財、周辺地域の都市機能、国内有数の人気の海水浴場、海岸線の唯一の自動車道路、、、、、、
これで世界遺産がくっついたら、もう、飽和を超えてしまいます。
個人的には、まずは拡張が必要だと思うのです。
由比ヶ浜海岸の場所
自動車の場合は海岸沿いに駐車場があります。しかし、収容能力の限界もあり、また、若い人が多いことからも、電車で行かれる方が多いようです。
海水浴という独自の文化のような恒例行事的な活動として、子供は、ある程度成長した頃から海水浴場へ行くと言い始めます。そういうこともあり、基本的には若い人、 子どもたちが多いので、電車が基本的な移動手段で、また、アルコールなどがある場合も、電車が基本となりますので、電車がいいでしょう。
江ノ電の由比ヶ浜駅から歩くのが近いですが、鎌倉駅で江ノ電に乗り換えるところがものすごく混雑します。一度で乗り切れないくらいの人が居たりします。
一応、ちゃんと乗れますが、鎌倉から歩いても対した距離ではありませんので、道路に鳥居が覆いかぶさる光景を見たり、雰囲気を味わいたい場合には、鎌倉駅から徒歩で 由比ガ浜海水浴場へ歩いて行くことをおすすめします。