バーチャル釣りサイト - 海岸線に家を建てたい!



                               *掲載地には釣り禁止区域も含まれています。



走水海岸 釣りポイント、撮影スポット





走水海岸 釣りポイント、撮影スポット




走水海岸

住所は、神奈川県 横須賀市 走水(はしりみず)となります。
横須賀市です。走水(はしりみず)と読みます。

春から初夏は潮干狩り、夏は海水浴、一年を通して釣りをする人が貸しボートに乗りにきたりします。

近くの水源地の公園では桜がたくさん植えてあり、お花見もできます。

なかなか他の海岸とは違う感じがします。海岸が漁港と一体となっていて、砂浜から車で渡った堤防から大きな漁船が出発するという、砂浜は、釣り人のためのボートをたくさん出していたり、海岸近くは大変込み入った作りになっていて、少し遠くにきたような錯覚にひたれそうです。

海岸は海水浴でなくても、磯場があって生物が豊富なのでとても楽しめるようになっています。水に濡れながら海の生き物をとって観察するにはいい場所だと思います。

近くには海岸線を歩いて観音崎まで行くことができる歩道が整備されています。

車でなく電車とバスで訪れて、ウォーキングを楽しむことも出来ます。晴れた日には眺望もよく、このあたりの静かな海をよく見れることでしょう。



走水海岸の様子


入り口はほんの道路1本分くらいの幅です。隣の公園が目印になると思います。



道路から見える標識です。
標識にもあるように海水浴場です。


走水海岸全体の様子です。


海岸入口から右側の海岸です。


この橋は漁業専用の橋だと思いますので、立ち入って邪魔をしないようにご注意ください。


伊勢町海水浴場という名称のようです。
別名として走水海岸と言われているのかもしれません。



海岸の砂です。貝がたくさんいるため、貝殻だらけです。


かなり粘土質ぽっく、ベッタリとしています。
深いところには有機質が分解されたような跡があります。

これが栄養が豊かであると見るか、綺麗ではないというか、
人それぞれの考え方次第です。

しかし、自然の山からの有機質や海藻などの分解物であれば、綺麗な栄養豊富な海であると言えそうです。


橋の左側から海岸を見たところです。


全体を展望台から眺めたところです。


この橋がとても特徴的な漁港です。





走水水源、ヴェルニーの水


ここは海岸、漁港だけでなく、水源地としても有名な場所です。







水源地というものを間近で見れる貴重な場所だと思います。


反対側にはこのような施設が、水道関連のものかもしれません。


中央のレンガ作りの水道が湧水を飲むことができる水道です。
水をくみに来ている方も見かけるくらいおいしい水のようです。





走水海岸の潮干狩り


有料なのですが、漁協のHPで見ると詳しいことや開催状況が分かるようになっています。

広さは大変小規模なのですが、神奈川県で潮干狩りができる場所はほんとうに貴重です。

また、もっと伊豆まで行っても海水浴は出来ても潮干狩りはなかなかできません。泥炭質な干潟がいいのだと思います。東京湾に面した海岸がいいアサリの生息地なのですが、もう東京都はほぼ無理ですし、神奈川県の東京湾に接しているごく僅かなこの辺りがいいのかもしれません。

昔は東京でもどこでも潮干狩りくらいできたのですが、今では難しいようですので千葉へ行くのが大変なときにいいです。



砂が重くて、なかなか熊手が入りづらい感じがあります。


ヒトデもいます。


狙いのアサリです。


アオヤギもいました。他にも数種類の貝がいるようです。


年によってとれるときととれない時があるのかもしれませんが、
いいときは、1時間から2時間くらいで制限量に達してしまいました。




豊かな生態系が残る走水海岸


おそらく、びっくりするくらい豊富な生物がいます。

砂浜で見ても分かりませんが、ここからボートにのって手こぎボートで行ける範囲でもたくさんの魚が釣れたりします。

この場所でこれだけ捕れるということは大変恵まれた環境です。

また、湧水が流れこむためか、たいへん多くのアマモが生えていて、豊かな海という感じがします。

真水が流れ込んでいるのと、植物が多く生えているからか、磯の匂いだけでない香りがすることもあります。

しかし、これだけ豊富な生物資源を見ると、納得できるような気もします。



アマモがびっしりと群生しています。
船の船外機に巻きついて大変そうです。


見るからに豊かな海という感じがします。
アマモが生えている下の砂は泥まじりのようになっているところがあります。
アマモの根や朽ち果てた茎葉がたまっているのでしょう。

これは栄養分であり、海藻類やプランクトン、エビ、魚と徐々に生態系を育んでいくことができます。


波はなく、水面はとても静かです。
このとても静かな湾であることが、ボートで釣りに出られるといういい釣り環境を与えてくれています。


潮が引いてアマモが水面より顔を出しています。


大潮の日になると、反対側の漁業用の堤防の近くまで海が浅くなるほど、潮が引いています。


ワカメがとてもたくさんとれています。


その場で売られていました。
おみやげにいいです。
いいワカメはびっくりするほど美味しいものです。


川、湧き水?が流れ込んでいます。
おそらく、湧き水だと思います。
流れこむような川は確認できませんでした。
海岸のすぐそばまで山がせり立っていますので湧水がしみだしているのでしょう。
こういう湧水がこの海を大変豊かにしているのだと思います。

山から流れ込む水には落ち葉などを分解した有機質が多く含まれ、それが海の栄養となり、海藻や水草、貝などを育て、豊かな漁場を形成することができます。





走水海岸の近くの風景


この山の麓の公園では、お花見の時期には桜が咲いて綺麗です。


その桜の木が植えてあるあたりです。
お花見をする人がたくさん居ます。


水源のところが公園になって綺麗に整備されています。


すぐ裏の山の奥には防衛大学校があります。